アフガニスタンで非政府組織「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が拉致・殺害された事件でアフガニスタン情報当局は3日、事件に関与したとして逮捕したパキスタン国籍の男が、パキスタン情報機関の依頼を受けて拉致に協力したと話していると発表しました。
アフガニスタン情報機関NDS(National Directorate for Security)は声明を発表し、逮捕したAdil Shah容疑者が、パキスタン北西辺境州でイスラム神学校に通っていたと発表しました。
さらに、Adil Shah容疑者が、パキスタンの3軍統合情報部(ISI、Inter-Services Intelligence)に依頼されてアフガニスタン人3人とともに活動していたと話しているとしました。
NDSの声明は、「Adil Shah容疑者は、取り調べに対し、パキスタンISIが日本人スタッフの拉致・殺害を計画・実行したと話している。また、Adil Shah容疑者らのグループが多額の報酬を受け取ったとしている」と述べています。
伊藤和也さんは、8月26日にパキスタン国境から50キロの距離にあるアフガニスタン東部ナンガハル州で拉致され、翌27日に遺体で発見されました。
伊藤さんの拉致については、1996年から2001年までアフガニスタンで政権の座に就いていたイスラム原理主義組織タリバンが犯行声明を出していました。
伊藤さんは、殺害されるまで5年にわたってアフガニスタン国内で活動していました。(c)AFP
パキスタン情報機関が実際に関与しているとなりますと、事情が複雑なのでしょうか。
各国情報機関はこういった裏の仕事もこなしますが、暗殺まで企図するとしますと余程の事情があったのでしょうか。
今までの日本国内での報道で表に出ない重要事項があるような気がしてなりません。
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